秋田県産いぶりがっこ
東北地方の日本海側に位置する秋田県。
秋田県を代表するさまざまな特産品・工芸品それぞれに深き歴史と伝統があります。その中でも、今回は秋田県の神代地区で20年以上大根の栽培から全ての工程を手間を惜しまずに作り続けている地元でも人気の「せいこばあちゃんのいぶりがっこ」をご紹介いたします。
※地理的表示(GI)保護制度いぶりがっこではありません。
いぶりがっことは
秋田県の内陸南部地方に伝わる秋田を代表するお漬物。大根をナラやブナなどの広葉樹の薪を焚きいぶしてから、米ぬか・塩・ザラメなど合わせた物に漬け込み 低温でゆっくりじっくりと約2か月以上かけて発酵熟成させてつくります。
名前の由来
秋田県の方言で、「がっこ」とは「お漬物」のこと。燻してから漬けたお漬物なので「いぶりがっこ」いぶり大根漬・いぶり漬け・燻製たくあんと呼ばれることも。
味わい
作り手によっても味わいはさまざま。燻しに使う薪によっても風味が変わります。「せいこばあちゃんのいぶりがっこ」は、出来るだけ硬い木を薪に使う事で、プスプスとゆっくりゆっくりと燃え、一気に温度を上げずにホコホコと温かい煙はゆっくりと広がってゆく事で、黒くなり過ぎないように乾燥させています。
しっかりと漬け込んでいるのに、塩味がやさしくまろやかな甘みが特徴。燻製香も強すぎないので、ついつい食べ進めてしまう美味しさです。
せいこばあちゃんのこだわり
せいこばあちゃんが「いぶりがっこ」を漬ける際にこだわっているのは、ザラメの質。お手頃なザラメを使用しても十分に漬かるのですが、上等なザラメを使用する事でまろやかな甘みがのり、パリッとした仕上がりになるためにどうしてもゆずれないとの事。
伝統ある秋田の「いぶりがっこ」
こちらは、秋田県内の直売所など以外では販売されておりません。重労働であるうえ、長時間を要します。味わいの深さはこの工程なしでは決して生まれない産物。ただ、今は「いぶりがっこ」の作り手は年々減っているのが現状です。
ご飯のお供にはもちろん、お酒のおつまみなどにいかがでしょうか?
ちょっとしたプレゼントとしても喜ばれるお品物です。
「せいこばあちゃんのいぶりがっこ」は、残念ながら今回の販売がご購入いただける最後になります。是非、一度ご賞味ください。
【保存方法】
冷蔵などの涼しい場所での保存が好ましいです。
【お召し上がり方】
- そのままご飯のお供やお酒のおつまみに
- 刻んでチャーハンに加えればいつもとはまた違った美味しさに
- クリームチーズに混ぜ、韓国のりに挟んでお召し上がりいただくのもおすすめ